レッスン9
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レッスンの目的
- Rockyの動作を記録し、繰り返し再生する方法を学ぶ
- より複雑なミニゲームを作る
- 条件を使った動作の最適化
1. Rockyの動作を記録して再生する
Rockyの動きを記録し、同じ動作を繰り返すプログラムを作成します。
Pythonコード例:
import rocky
import time
# 動作の記録
actions = [
(rocky.forward, 50, 2),
(rocky.turn_left, 50, 1),
(rocky.backward, 50, 2),
(rocky.turn_right, 50, 1)
]
# 記録された動作を実行
for action, speed, duration in actions:
action(speed, duration)
time.sleep(1) # 各動作の間に1秒待機
ポイント:
- 一連の動きを記録して、何度でも再生できます。
actions
のリストに新しい動作を追加して、試してみましょう。
2. ミニゲーム:障害物回避ゲーム
Rockyを前進させ、障害物があると音を鳴らして停止するゲームを作ります。
Pythonコード例:
import codey
import rocky
while True:
rocky.forward(50, 1) # 1秒間前進
if rocky.color_ir_sensor.is_obstacle_ahead():
rocky.stop()
codey.speaker.play_tone(500, 1) # 障害物を検知したら警告音
break # プログラムを終了
ポイント:
- Rockyが障害物を検知すると警告音を鳴らして停止します。
break
を削除して、障害物を回避させるように改良してみましょう。
3. 条件を使った動作の最適化
ボタンAを押すと前進、ボタンBを押すと後退し、ボタンCを押すと停止するプログラムです。
Pythonコード例:
import codey
import rocky
while True:
if codey.button_a.is_pressed():
rocky.forward(50, 2) # Aボタンで前進
elif codey.button_b.is_pressed():
rocky.backward(50, 2) # Bボタンで後退
elif codey.button_c.is_pressed():
rocky.stop() # Cボタンで停止
ポイント:
- ボタン操作で簡単に動作を制御できます。
- ボタンを長押しすると動き続けます。
4. まとめと次回のレッスン
今日学んだこと
- Rockyの動作を記録して繰り返す方法
- 障害物回避ゲームの作成
- ボタンを使った動作の最適化
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